- 日本
- 2016.10.05
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伊勢志摩サミットを受け「WIT2016」開催!
2016年9月23日(金)鈴鹿サーキットにて『Women in Innovation Summit(WIT)2016』
(主催:三重県)が開催されました。
WITは「あらゆる分野における女性の活躍」をテーマにした国際フォーラムです。
このフォーラムは内閣府(男女共同参画局)、外務省、農林水産省、
経済産業省の後援を受け、そして我々、公益社団法人日本青年会議所は協力という立場で、
参加させて頂きました。
当日は約400人が無料で参加しました。
フォーラムの冒頭では、鈴木英敬三重県知事が「三重県はもともと女性が
活躍してきた歴史があり、現在でも様々な女性の活躍がみられます。
伊勢志摩サミットが実施されたことを受け、ここ三重県から本イベントを契機として、
女性の活躍推進の一層の気運醸成を測ると共に、
新たなムーブメントを広げていきたいと考えています」とご挨拶されました。
さらに、キャロライン・ケネディ駐日米国大使から、本フォーラムへ、
「今、日本は刺激的な時代にあります。
新しい役割を担い新しい旧来の期待に反発し、
自らの能力を証明する女性達に日々触発されています」などの
ビデオメッセージがありました。
フォーラムの内容としては、地域と女性の力で切り開く未来についてのキーノートセッションや
ダイバーシティ経営戦略についてのパネルディスカッション、
今話題の「リケジョ」や「農業女子」に代表されるような最先端科学・技術分野において
活躍する女性のセッションが行われ、様々な分野における女性の活躍の可能性を提示し、
これからの時代に求められる新しい生き方、働き方を具現化していくための
重要なキックオフのイベントとなりました。
鈴鹿サーキット内のコースにおいて、ご希望された一般参加者は女性プロドライバーに
運転してもらい、または自分で運転し、いつもTVで見ているあの鈴鹿サーキットを
走行することができました。ピットでは、最新テクノロジーのドローンやロボットなどの展示がされており、
実際に操縦することができ、最新テクノロジーを身近に感じることができる体験となりました。
女性の活躍に繋がる新しい働き方のモデルについてのアワード『STAR SHOW』が
フォーラム後半に実施されました。応募82件の中から、ファイナリストに残った10名が、
各自5分のプレゼンテーションを行い、審査員とオーディエンスによる投票で「オーディエンス賞」、
「イノベーション賞」「IBM賞」「PR TIMES賞」、そして「みえモデル賞」が決定されました。
「みえモデル賞」には、『農×福×観 地域資源活性プロジェクト』をプレゼンした
井上さんが見事受賞しました。井上さんのプレゼンテーションには、
逆境を撥ねかえすパワー、何事にも前向きに取り組んでいくことの大切さ、
周りを照らすことができるくらいの輝きを感じました。
最後に、本フォーラムの成果として、鈴木英敬三重県知事と
参加者一同による『Women in Innovation Summit(WIT)2016 共同宣言』が宣言されました。
担当 次世代グループ トップランナー委員会
副委員長 山本一統